なにわのアルゴ座

星見が好きな大阪のおっちゃんのブログです

天体(いまだに)素人のベランダ観望にピッタリ AZGTi

たまたま久しぶりにWEB天体ショップを覗くとスカイウォッチャーが新しい経緯台を出していたのを知る。自動導入付き、エンコーダーまでついているという。

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AZGTI01

発売時は入手もなかなか難しかったらしい。人気が出るのは実際使ったらよくわかった。こんな便利なものがもし最初にあれば僕にはこれで十分だったかもしれない。

電源は12Vだが乾電池8本で駆動。2-3日は動いている。ACアダプターはよくある12VのものがあればOK。2Aもあれば十分動く。ただコードがじゃまなので乾電池。エネループで使用中。

 

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意外にピラーが非常に良く造りも上等ではないだろうが全然悪くない。スカイウォッチャーは天体機材の価格破壊をしているような印象がある。小市民にはありがたい存在。

ただ、三脚は華奢で細い。運搬時には良いだろうが。架台面が広くフラット(肉抜きあり)、水準器が載せれる!と思ったら最初から水準器もついている。

 

ただ本体にスカイメモSのようなボタンが無く、WIFIで接続したスマホで全て操作する。クリック感のあるリアルボタンやダイアルボリュームがあると妙に安心してしまう昭和オヤジにはココも今だに慣れない現代的進化。

ずーっと繋ぎっぱなしになるので一番重要なのがスマホの電池だったりする。更に最近のスマホでは直でWIFI接続する場合には「モバイルデータ通信を切れ」といってくるので日常メインで使っているスマホは観望時には孤立してしまう。なので前に使っていた使い古しのスマホがAZGTI専用と返り咲くケースが多いと思うが、私の場合は安物を使っていたので電池がすぐに無くなり、思い立って観望しようと思ったら専用スマホがすっからかんで起動すらしないということが。。(これはモバイルバッテリーぶっさすことで対応)

 

ベランダからは西しか見えないので2スターアライメントを使用。たとえば今冬の宵だったら大阪の西の空でも1等星オンパレードで助かる。

見える範囲の北西~南西くらいの導入であればジャスト中央はいまだに無理だがほぼ視界に導入してくれる。

3スターだと導入精度がグッと向上するらしい、2スターと3スターでは根本的にアライメントの思想が違うみたいだ。四方が開けているどこかに持っていっていろいろ試してみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

Celestron Skymaster 15x70 調整ネジ

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性能はとにかく大口径で安価に手に入るセレストロンの15倍双眼鏡、スカイマスターは私のような庶民がついつい手を出してしまいます。天文や双眼マニアからはクソミソの評価が定着しており、それもある意味確かに当たっていますが、それでも天体屋の年数回のセールでは必ず8000円前後で放出され、海外では常に$50くらいで売られていまして評価も悪くないようです。ただ、買う人がほとんど一般人、その評価ということですので双眼鏡や光学に詳しい方が評価したというわけでは無く、値段が安くてちゃんと一応見える、使える、というレベルでのことでしょう。

 

これの特徴として光軸がズレて二重に見えるという評判がたいへん多いことは周知の事実となっています。まさに博打のような双眼鏡。運悪くそういう個体にあたったときにやってみる価値のある調整ネジがここです。

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左右対象で装備していますので該当する個体のズレ具合を把握した後にどちらを回せばどう動くというのをホンの少しだけ回して確認した後に、本調整に入ります。

この調整でズレがピタリと合うようであればラッキーです。これで合わなければ内部でプリズムが相当ズレているかもしれません。あきらめましょう。(裏にも調整ネジがあるかもしれません、というかあるんでしょう)

 

-------------------- <追記> ------------------------

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やっぱりありました、当然ですが片方ずつ2個対でなきゃね、そうですよね。これで追い込んで良い見え具合にしていきます。少しくらいズレてても地上を見てるときはなんかわかりにくいし、ズレをあまり感じにくいです。星や月を見たら「うーん、なんかまだズレてるっぽいなぁ」とわかる(というか、もっとパキっと見えんのか?という感じ)そんな感じです。なのでこの2対のネジでジリジリと自分が一番気持ちよく見えるトコまで、自分勝手に追い込んだら、もうそれでいいと思います。月はクレーターがじわ~としてたのが、なかなかクッキリとエッジがたってきたというか、そんな感じになります。どのくらいの使用頻度で狂うのかとかはこれから使っていくうちに自己データが収集できると思います。とにかくこれで長いこと自分なりに使えます。よかったー。

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ただ、これくらいは製造時にちゃんとやっとけよ、というのも正直な話ですが同時に、そんなことだろうと思ってたわぃ、というのももはや定着しています。

 

見口もツイストアップでは無いですし長い銅鏡先端の固定バーも無いので先端を構えて少しひねると簡単に光軸がねじれてしまう(もちろん負荷を無くすとすぐに復帰します)剛性の無さです。更にセンターフォーカスの精度がすごく悪く左右に伸びるフォーカスアームは操作中の負荷で簡単にたわんでいるのが目視できます。一番縮めた状態からの立ち上がり状況を観察していると、左右で伸び始めの位置が違うのがわかり吹き出しそうになりました、すごい精度のアバウトさですが、それでもそれなりに見えちゃうというのは人間の両眼で見る時の脳内補正の精度が素晴らしいのでしょう。GLORYの70ミリ10倍や16倍(でしたっけ)などを見てみたいですが、ああいう良いものを覗いてみるともうコレなどは覗けないような身体になってしまいそうです。

 

ただ、安価ゆえに外に出かけたときに、気を使わずにそこらへんに放っておけるというのはある意味フィールドでは武器かもしれません。大枚はたいた嫁さんよりも大事にしている双眼鏡や機材を、ポイと折りたたみテーブルの上において便所にいったりとか、さすがにできないでしょう。そういうことを平気でできる気楽さというはこういう安物機材の独壇場かと思います。

 

見栄味をうんぬんという機種ではないのですが(私のレベルも似たようなものですし)色のりが少々薄く淡く収差も多いので高倍率同価格でいえばケンコーのミラージュの高倍率モデルが競合し、どっちもどっちという感じがします。月を見ても見てられないという状態では無いのでお月見専用の双眼鏡としても十分一般使用に耐えると思います。むしろこっちのほうが望遠鏡をわざわざ出すよりも両眼で見れるので長時間見ていられます。まぁ、どれも使う人の許容範囲がどこまでかというところでしょう。

 

そうはいってもスカイマスター15x70はスペック数値からしても(もちろん値段からも)実際に使ってもかなり魅力的です。

・実視界4.4° ですから計算すると見かけ視野は66°というワイドアングル、これは10倍以下の通常双眼鏡でもなかなかお目にかかれません。確かに覗いた瞬間に 「なんか視野広い~!」 という心象を抱きます。ですが、高倍率の双眼鏡はなぜか古いものも含めてワイドアングルが多いです。設計的にワイドアングル化しやすいのでしょうか。高性能で高価な7倍の50mmとかでは45度くらいのものもあり、それでも評価が高いので見かけ視野の広さよりも見える範囲の画質の高品質&均一化に根性を入れた、ということなんでしょね。

 

まぁとにかく、スカイマスター15x70は

・プリズムはBAK4(BAK4といってもピンキリでしょうが)

・アイポイントが18mm (少々シビアです 位置が定まりにくい)

これで本国で$50ですから世の中どうなってんだ?と驚かずにはいられません。

 

常用の双眼鏡がプロミナーやニコンのエッジだという人はこんなものに目もくれないでしょうし、これを手にする人はほんとに何も知らない初心者かこれをわかった上で、月見用だとかに限定したり、とにかく7-8倍の双眼鏡をメインとしてその倍をサブとしてスタンバっておきたい、などなど自分の使い方を理解してわかって購入している人が多いでしょう。

 

双眼で見る立体感は安物とはいえこれがあると無いとでの経験できる実体験は0:100で違いますからそういうのを踏まえた上で求めれば、うまくつきあっていけると思います。

たとえば、ネジを締めたいんだけど手じゃ無理で100均のドライバーを持っているかどうかで回せるか回せないかは雲泥の差がでます。その時にPBのドライバーで回すと、回す行為すらも心地よい、という更に上のレベルが感じられますが、そういうのを必要とするかしないかというのと同じことかもしれません。

 

見え味など求めてはいけませんが、これで見たら「うわっ」とただの一般人はきっと驚きます。高性能光学双眼に常に接しているひとは違う意味で「うわぁ...」と言うでしょうw。どっちもあたりだと思います。でも、そんなに悪いものではないと僕は思います。何しろ15倍組み立て式望遠鏡(案外良く見えるあの望遠鏡です)2本の価格に少し足すとこれが買えてしまうのですから、ベランダでパッと出てパッと位置確認や状態確認して、パッと部屋に戻ればたいした防寒をせずとも瞬間観望できたりして重宝します。

 

ただ、さすがに15倍ですから三脚か経緯台で見ないとブレてまともに見てられません。

しかし光軸の脳内補正と同じように人間慣れるというのはすごいもので、筒の先端を両手で握って脇をしめてホールドして覗くと、かなり安定して手持ちでも見れるようになっていきます。こういう習熟鍛錬はプライスレスで、いつかスワロフスキーを手にしたときにフィードバックできることでしょう。(買えねーてば、とほぼ断言できますが)