なにわのアルゴ座

星見が好きな大阪のおっちゃんのブログです

2017-01-01から1年間の記事一覧

お月見はBS双眼が気持ち良い

空がきれいに澄んでいたので夜中のお月見です。 思い立ってから数分、手軽にさっさと設置できるスカイメモSを経緯台に、望遠鏡は大阪市内では短い焦点距離からほとんど出番の無いがしかし、双眼をそのまま取り付けることができる点が重宝するウィリアムオプ…

伝える意識の欠落が人にどんな感情を残すかを学ぶ観望会

ほとんどの人にとって最も身近で魅力的な夜の天体は月でしょう。 晴れた日の夜、コンビニに行くほんの数分の道中でも、光溢れる都会のど真ん中でも、空を見上げぐるっと首を回せば、位置や方位などわからなくても月はどこかに浮かんでいます(もちろん新月の…

夏の大三角形 きれいな空はウォーリーを探せ状態編

以前にどうしようもないほど寂しい大阪の夏の大三角形を記事にしましたが、信州では同じ対象がこう見えてしまいます。 下手くそな僕が撮ってもこれですから(...全力です)、同条件で上手い人が撮るともっともっと恐ろしいほど美しい写真になることでしょう…

夏も終わり 遠征地で感じるプチ古代シュミレート

信州の夜空は晴れればやはり素晴らしく絶品で、しばし我を忘れて機材にも手を付けずに見上げたままずーっと眺めてしまい、首が痛くなったり、グラン~とふらついたりして「あ、見入ってしまったわ。。。」と長いこと佇んでいた事実に気がつくことが多いです…

野辺山博士は居なかった野辺山天文台

短いながらもまとまった夏の休みがとれたので家族で河口湖方面に行ってきました。もちろん夜はいっぱい星を見るぞと望遠鏡も積んでいったのですが、全行程で曇り/雨の天気で星を拝めるどころか富士山すら見えない状態で残念至極でありました。 そんな状態で…

誰でもわかる夏の大三角形 

夜空を見上げるとどれくらいガッカリするかという、実にわかりやすい写真だと思います。猛者方々の天体系のHPやブログなどでは絶対載せないような恥ずかしい夜空なのですが、これが今夜の大阪市内のAM2:15の西の空です(パナソコンデジ ISO800 開放 4S Mモ…

3点ネジファインダーの不思議 2点XYが100万倍使い良い

ベランダ観望では見れるものが惑星か月くらいしかありませんので無くてもそれほど困ることは無いのですが、あれば非常にありがたいのがファインダーで、他所に星見に行くときはこれか低倍率にできる接眼が無いと夜空で露頭に迷います。 昔から3つのネジで位…

デカすぎる深すぎる 望遠鏡の歴史

望遠鏡を使っていると星や宇宙、機材についてもっと知りたい欲求だとか疑問が自然に発生します。そういうのを解決する一番古典的な方法は「よく知っている達人に尋ねる」か「本を読む」という行動です。 残念ながら天文好きの友達や気軽に聞ける人というのが…

アリガタアリミゾ もう面接触にしようよ

ずっと長い年月望遠鏡を使ってきた、というわけじゃない門外漢ですので機材の箇所箇所色んな面で驚くことがあります。まだこんなことやってんだ・・・というレトロ感といいましょうか、「え?これが現行型?」という印象を持ってしまった箇所ですね。こうい…

スコープタウン Or14mm こいつはスゴイ

安いけど良く見えると評判のこだわり望遠鏡屋さんのスコープテックは皆さんご存知でしょう。お子さんにラプトルだとかをプレゼントして自分もいっしょに楽しんでいる方も多いと思います(親の方が?)。うちも子供がいたら週末に山にいくぞー!といい外出の…

バーダー 43mmの謎をメーカーに聞く

バーダーハイペリオンズームの見口のネジが何故M42ネジじゃないのか、釈然としなかったことは先に書きました。やはり消費者からすれば廉価ズームのようにM42ネジが出てきてくれた方が100倍ありがたいと思うのです。オマエは撮影しねーじゃねーか、と言わ…

バーダー ハイペリオンズーム マーク4

前に少し書きましたがバーダーのズームアイピースが新しくなったのでとうとう購入しました。バローレンズセットだと少しお得な価格となるのでセットをチョイスしました。 ズームアイピースは星見をはじめた初期の初期によくみかける廉価の8-24mmを買ってい…

土星迎撃 Baader Hyperion Zoom Mark IV

ご覧頂くようなたいそうなものではないのですが、狭いベランダからは夜中の1時を超えてからようやく土星が観望できるようになります。しかもこのタイトな隣とのパーティション&支柱の空間に姿を見せてくれますので、迎え見るのも四苦八苦しての体制です。南…

スカイメモSの良いところ

さて、スカイメモSの内部の印象の記事を書いたときに少々ディスりまくった感が強かったかもしれぬ、というわけではありませんが、今回は使ってみての良い面を紹介しようと思います。 本体は非常にコンパクトでカメラバッグにポンと入るくらいの大きさは大変…

超狭ベランダでの惑星観望 楽な姿勢の大事さ スカイメモS

サービスバルコニーという少々恥ずかしくなるようなネーミングが正式名らしいですが、てっとり早く言えば「西向きの狭いベランダ」。住居としての用途はエアコン室外機とガス湯沸かし器の置き場。ここが我が家では惑星観測所となります。理由はいたって単純…

スカイメモS(Star Adventurer - SkyWatcher)内部

経緯台の初心者向け望遠鏡セットで星がかなり早く視界から消えていく、ということを経験しましたので、CELESTRONのAVXという赤道儀を買いました。買いましたとあっさり書いていますが使ったこともない、操作も知らない、ましてや実際に見て触って選ぶことも…

大阪のど真ん中で星見を

僕がまだおもちゃの超合金などを親に何かのプレゼントで要求してた頃、2つ上の兄はさすがに子供とはいえ少し大人で、どうアプローチしたのかわかりませんがちゃっかりと天体望遠鏡セットを買ってもらっていました。 当時は普通だった屋根に木で組んだ物干し…