AZGTI 修理1 帰ってきたら違うトコがオカシクなってアホかと...
便利なAZGTIの水平軸ロックにガタが出て、あまりにも大きいので修理を依頼した。
症状は、水平側のロックネジを締めても、指先で本体をつまむと「カタカタ」とけっこうな量動いてしまうロック不良。月や星が視界でカックンカックンと左右に揺れる
ロックをしているのにここまで視界が動くとロックの意味が無い。
さすがにオカシイ。
買ってまだ数ヶ月なので保証書などを添えて購入店へ送る。
2週間過ぎて連絡があり、ようやく帰ってきた際の修理説明には
「経緯台のガタは構造上多少ある、今回は水平軸のギアの噛合をできるだけ少なく調整した」
と記載されていた。
・・・??え? 違うってば。ロックのガタだよ。ギアじゃねーよ。
もともと自動導入問題なし、スマホからの微動も問題なし。そう伝えた。
ただ、水平軸のロックをしてもカックンカックンとガタが出るのを直して、って動画も添えてお願いしたのに。。。
となんか腑に落ちないが、まぁ調整してくれたんだろう...と動かしてみると確かにロックは購入初期の頃に近い感じで締めるとちゃんとガタ無く動かなくなってる。いいじゃねーか。
ただ、、なんかロックを緩ませて1回転させてみると前よりちょっと渋くなってて、ある部位の40度くらいの間が特にぐぐーっと渋くなっている。なーんか嫌な予感がした。
曇りだがおぼろ月は確認できるので試してみると、1スター(月しかチェックしないので)アライメントで動き始めたときに、どうも動きに軽快さが無い。パーキングブレーキを戻し忘れて走り出した昭和の頃の車のようになんかとにかく渋い。GOTO導入や微動では特に変化はない。20mmから順に短いアイピースに変えて覗いていくが特に具合がわるいような気はしない。追尾も前程度の精度で追尾してくれてる。
だが、バローで換算1200mmで覗いていたときに視界の月が
ちょん!ちょん!w、ピョコピョコとカクカク移動している(笑)
アハハ、なんじゃこれ!?
追尾の動きがそのまま拡大視界で見えてしまったようだ。へー、と感心しながらも
「・・・治ってねーじゃん!ちゅーか、、逆に悪くなって帰ってきたじゃねーか」
これはもうだいたい把握がつく。頼みもしていないギアのクリアランスを過剰に詰めまくってミチミチにしてるんだろう。
僕の動画も添えたのにまだ足りなかったのか依頼時の説明不足なのか、または自粛期間の忙しい最中(かどうか知らんが)だったからか、ただ単に読解力能力が著しく低い作業者だったのかのどれかだ。
さて困った。到着してから帰ってくるまで2.5週間くらいかかった。
で、もれなく変な動きの症状が増えて帰ってきた。
またお願いしても故障箇所を記載しても読解してくれないことも大いに考えられるし、何よりまたこんな軽修理に何週間も自分の時間を無駄にするのもアホくさい。(これが一番無駄)
なにより修理前に正常だった箇所がアホになって帰ってきたことは待ち日にちを「返せ」と言いたくなるほどやっぱりガッカリしてしまうし、正直ムカっとくる。
なので、開けてみた。